如来寺

戊辰役戦死者供養塔 第一次今市攻防戦の死傷者を見ると、土佐藩兵の戦死2名・負傷者13名に比し会幕軍は戦死24名・負傷者数十名と多大な損害を出した。
宿内各所に斃れていた幕府軍の戦死者は首級が今市宿下木戸に晒され、新政府軍の場合は如来寺境内へ埋葬された。
如来寺山門前の供養塔は大正6年、戊辰戦争50周年に今市町の有志が建碑し、新政府・会幕軍・住民を問わず、戦争で亡くなった諸霊の冥福を祈ったものである。